【終活】墓じまいっていくらかかるの?手順とともに紹介します

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終活と墓じまい

テレビで墓じまいの特集を見る機会が何回かありました。
墓じまいというと、墓を管理する側の子供や孫の事情による墓じまいが多いのですが、番組では子供や孫に迷惑をかけたくないという理由で墓じまいをする親もいました。
お墓に対しての考え方も変わってきています。
そろそろ墓じまいについて考えていく必要がありそうです。

こんにちわ終活ガイドの宮崎です。

このブログでは、終活ガイドとしての私が、みなさんと学びながら、知識や情報を共有していきます。

「終活ガイド」とは、一般社団法人終活協議会が認定する専門資格です。終活に必要な知識と情報を身に付けることで、終活の専門家として地域の相談や困りごとに対応できるようになります。

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墓じまいとは?

墓じまいとは、さまざまな事情によってお墓から遺骨を取り出し、墓石を解体し、更地に戻すことをいいます。
墓じまいには行政手続きや、お墓を解体する業者などに依頼するなどが必要になってきます。

墓じまいをする事情

墓じまいの理由はさまざまな理由があります。

  • お墓が遠くてお墓参りができないから近くの納骨堂に移す
  • お墓に入る人がいない
  • お墓を管理する人がいなくなる
  • お墓のことで子供に迷惑をかけたくない

お寺さんとのお付き合いが薄くなっている現在、お墓参りすら代行する人がふえています。
お墓とは、自分と先祖の時代を超えた縦のつながりを大切にするための場所なのですが、最近ではそんな「先祖とのつながり」を重視する人も減っていますね。

墓じまいの費用は、改葬先次第で大きく変わります

いざ墓じまい、と言っても一生のうちで何度もすることではありません。また宗教に関係することでもあり、相場が分かりづらいのではないでしょうか。

いざ墓じまいをするとなって気になるのが費用ですね。
墓じまいを行うためには「新しい安置場所」を確保することが必要になります。
いくらかかるか?は、この「新しい安置場所」によって大きく変わります。

平均的な墓じまいの金額としては、最低でも50万円以上かかると考えてよいでしょう。
墓じまいのための解体業者などの金額はまちまちなのですが、1平方メートルで80,000円~としている業者もありますね。

墓じまいするのにもお金が結構かかるものなのです。

具体的に見てみましょう。

墓石の撤去関連費用

①墓石の撤去 1平方メートル 10万~15万円

墓石の撤去とは、「墓じまい対象のお墓から墓地から墓石を撤去し、骨壷を取り出し、更地にする」ことを指します。もちろん撤去した墓石の処分も含まれます。

②閉眼供養のお布施 3万~5万円

読経していただいた僧侶に直接支払うものです。

③離檀料 3万~20万円

これはお寺の檀家となっていた登録を外してもらうための手数料です。お寺の方で金額をしてししない場合もあります。

改葬先費用

墓じまいの費用は、改葬先によって大きく変わります。

①一般葬への改葬 100万~300万円

新しく墓石を作るなどの費用も含まれるため、もっとも高額となります。

②永代供養への改葬 10万~30万円

最近では、ロッカー式の納骨堂が人気ですね。

③散骨 3万~30万円

散骨業者に委託することとなります。

④樹木葬 10万円~100万円

墓じまいの方法と手続きとは?

墓じまいを行うためにはどのような方法と手続きが必要になるのでしょうか?

終活で墓じまいを行う場合に必要な方法と手続きをご紹介します。

親族間で話し合う

最近は減ってきているようですが、一族で代々のお墓を建てている地方も多いようです。そんな時は、自分の家族だけのお墓ではありませんし、前もって話し合っておきたいですね。

また、自分の家族だけのお墓の場合でも、親族の方は「どこにお参りに行けばいいのか」気になるものです。

取り出した遺骨をどうするか決めておく

取り出した遺骨の扱い方法については、さまざまな方法があります。代表的な方法をご紹介しましょう。

①手元供養のために粉骨する

文字通り、骨を粉状に砕くことを言います。
骨壷のままでは、それなりに大きさがありますので、保管に困ります。
そこで、骨を粉状に砕いて、たとえばメモリアルペンダントとしていつも身近においておく、という方法もあります。
このような遺骨の納め方を手元供養と言います。
これなら、お子さんたちも、いつも身近にご先祖様を感じられることでしょう。
ネットでもメモリアルペンダントを販売はたくさんありますよ。

ちなみに、粉骨は違法ではありません。

刑法190条には

死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、また領得した者は、3年以下の懲役に処する

ウィキペディア

しかし、刑法190条はもともと「死者に対する社会的習俗としての宗教的感情」を保護する条文であることから、供養を目的とした粉骨は、罪に問われないとされています。

②海洋散骨する

最近では、散骨が埋葬の一つの形として、認知されてきましたね。
こちらの記事にまとめましたので、御覧ください。

終活の中で考える海洋散骨はステキな最期の選択肢
散骨記事トップ画像

③自宅に安置する

遺骨はお葬儀が終わったら、自宅に安置して、四十九日の法要が済んでから、お墓や納骨堂に納めるのが一般的な流れになります。
しかし、墓じまいによって取り出された遺骨や、四十九日を過ぎても納骨をしない場合、自宅で保管するという方法もあります。
遺骨の取り扱いについては、墓地埋葬法がありますが、自宅安置はルール違反にはなりません。安心して自宅で安置できます。

墓地埋蔵法
第1条 この法律は、墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から、支障なく行われることを目的とする。
5 この法律で「墓地」とは、墳墓を設けるために、墓地として都道府県知事の許可をうけた区域をいう。
第4条 埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない。
「埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない。」

厚生労働省「墓地、埋蔵等に関する法律」抜粋

また、自宅安置用グッズもさまざまあります。探してみてください。

永代供養墓

墓じまいをしたあと、お子さんのお住いの近くに新しくお墓を建てる方もいらっしゃいます。
しかし、なんだか、せっかくたいへんな思いをして墓じまいしたのに、またお墓があるのもどうでしょうか。

そんなときには永代供養墓という選択肢もあります。
こちらの記事を参考になさってください。

おひとりさま終活なら、永代供養も選択肢かも知れません

改葬許可証

墓じまいをするためには「改葬許可証」が必要になります。
申請には、

  • 「遺骨の受け入れを証明する書類」
  • 「改葬許可申請書」
  • 「埋葬許可証」

の3つが必要です。

これらを準備して自治体に提出すると1週間ほどで改葬許可証が交付されます。
自治体によってはHPから書類をダウンロートすることができますので、簡単に書類を入手することが可能です。
手続きが難しいと感じる場合には士業などの専門家に相談してみると良いでしょう。

墓じまいを選ぶということ

おひとりさまも増え、またお墓に対する考え方も変わってきている現代、お墓の管理は難しくなってきています。
墓じまいが増えているのも、仕方がないことであるといえます。

お墓を掃除もせずそのまま放置しておき、無縁墓のようにしてしまうよりは、良い選択です。
終活でお墓について考えた時に、墓じまいという選択を選ぶことが決して悪いことではありません。
子供や孫、これから墓を管理していかなくてはいけない人のことを考えて、選択してみましょう。

終活と墓じまい まとめ

終活として墓じまいを行う場合の費用や方法について紹介しました。
墓じまいは決して悪いことではないので、必要であれば行うべきことです。

ただし、祖先から受け継いでいるお墓などの場合には、自分だけの判断での墓じまいはできません。
よく親族と話し合いをして、理解をしてもらってから墓じまいを行うようにしましょう。

これからは、墓地に安置するだけが先祖を大切するかたちでは亡くなってくるのかも知れません。


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