エンディングノートは100均 で準備しよう!何を書いたらいい?


エンディングノートは100均 0016
終活ガイドとして、私も学びながら、みなさんと知識や情報を共有していきます。
「終活ガイド」とは、一般社団法人終活協議会が認定する専門資格です。終活に必要な知識と情報を身に付けることで、終活の専門家として地域の相談や困りごとに対応できるようになります。

人生の終わりについて準備をすることをさす「終活」
終活は、ご高齢の方や病気を患っている方だけのお話ではありません。
事故にあった時、大きな病気が見つかった時などに備えて、家族のために記しておくのも良いでしょう。
また自分の人生の終わりを考えることで、今の自分を見つめ直す機会にもなります。
終わりを考え、今を見つめ直し、これからを組み立てていく。
それが終活であるとも言えます。
終活は、じつは前向きなアクションなんですよ。
「人生の終わり」と思い物と考えずに、今の自分の棚卸という気持ちで書いてみてはいかがでしょう?
そこで「終活ノート」「エンディングノート」と呼ばれるものを書いていくわけです。
エンディングノートは100均 には売ってません
さっそく書いていこうという所で、エンディングノートとして出版されているノートはだいたい1500円~2500円程の金額です。
もっと手軽に書いていきたいと思う方はどうすれば...
みんなの強い味方100均があります!
ただし、100均には終活ノートとしてのノートは一般的には販売されていません。
つまり普通の大学ノートなどのノートに書いていくことになります。
フォーマットがないのでムダなページなく、書きたいことを書くことができます。
逆に何を書けば良いかわからないという人もいると思います。
そんな方はこの記事を見て、書くこと・書くべきことを考えてみてください。
エンディングノートは100均 :書くメリットは?
エンディングノートを100均で用意する最大のメリットは、自分らしい終活ノートが作れるということですね。
自分の好きなノートに書ける
100均のノートは侮れませんね。
文房具の専門店に負けないような表紙のものもたくさんあります。
好きなノートを選んでみましょう。
レイアウトが自由
決まったレイアウトじゃいやだ、という人いませんか?
私、決められたレイアウトに書くのが苦手なんですよね。
書きたい内容、書くべき内容を、オリジナルのエンディングノートに書いた方が、しっくり行くような気がします。
そんなあなたには、100均のエンディングノートはぴったりです。
おひとりさま終活にピッタリ
とくに「おひとりさま終活」としては、パートナーや家族に縛られない、自分らしいエンディングノートが作れるのではないでしょうか。
エンディングノートは100均 :なにを書く?
①基本的な個人情報
生年月日、性別、住所など、まずは自分の基本情報を書きましょう。
②自分の送ってきた人生について
- 自分の出生時のことや生い立ち
- 結婚した時のこと
- 子どもが生まれた時のこと
- 経歴や思想
- 活動してきたことや、趣味など
自分はどのような人間であったのか自己紹介をするような項目です。
ここで自分のこれまでの人生を振り返ってみましょう。
③友人・知人の連絡先
葬儀等の時に御遺族が連絡する時に必要になります。
親しかった友人、職場の方、お世話になった方々、親戚などですね。
自分の周りにどんな人がいて、自分はどれだけの人と関わり生きてきたのか、生かされてきたのかということを振り返ることができます。
またこれを書くことで、
「そういえばあの人に久しぶりに連絡してみよう」
「あの人は今どこで何をしているのかな?」
と旧交をなつかしんだり、再会の機会になったりもするでしょう。
④現在飼っているペットのこと
あなたが現在飼っている、愛するペットについて書いておきましょう。
あなたがお世話できなくなった時に御遺族など他の人が代わりに飼ってくれる時に、困らない様にするためです。
- どこの獣医さんに診てもらっているか
- 怖がることはなにか
- 好きなこと嫌いなことはなにか
- こんな遊び道具を置いてほしい
- ペットフードは何が良い
などを記しておくと、動物も新しい飼い主さんも両方にとって良い関係をつくっていきやすくなるでしょう。
⑤現在利用しているサービスのこと
現在使用しているSNSや他のサービスについてIDやパスワードも合わせて書いておきましょう。
あなたが亡くなったあと、残してほしいものと消去してほしいものも分かるようにしましょう。
そうしないとスポーツジムや有料アプリのような有料サービスはずっとあなたの遺産を減らしていきます。
SNSはずっと写真をアップし続けたままになってしまいます。
そうならないためにも自分の利用しているサービスの棚卸をしましょう。
棚卸をしていく中で今の自分に必要でない物などを発見できるかもしれません。
⑥葬儀やお墓のこと
あなたが亡くなった時のことを書きます。
- もし事前に契約等してある葬儀場等があればそのこと
- どのような葬儀にしてほしいのか
- 葬儀に呼んでほしい人や呼ばないでほしい人
- お墓も同様に家族の墓に入れるのかそうでないのか
ということを書いておきましょう。
⑦財産のこと
あなたの現在の財産について書きましょう。
ご遺族にとって遺産であり、処理しないといけないことでもあります。
預貯金、株式、不動産、生命保険、所有するクレジットカード、または骨董品などですね。
逆に負債になども明記しておく必要があります。
それらはすべて口座番号やID・パスワードなども明記しご遺族がアクセスしやすい状態にしておきましょう。
⑧家族や友人へのメッセージ
最後にもっとも重要といえるかもしれません。
あなたがお世話になっている人たちへのメッセージです。
これは自分の思うままに書きましょう。
そして嘘偽りなく書けば良いと思います。
エンディングノートは100均 が便利
大前提として、終活ノートは遺言書とは違い法的効力はありません。
そして遺言書は自分の死後の書くのに対し、終活ノートは自分のこれまでのことを書くものです。
これまでの自分を見つめ直し、どのように考えているのかを書く日記のような側面があります。
自分が亡きあと、自分のことで遺族に悩み負担がかからない様にガイドする役割もします。
100円のノートでそんなことができるんですから、やってみる価値は大いにありますね。
さぁ、100均に行ってノートを探してみましょう!

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